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<インタビュー>東大教授を退任し再出発 姜尚中氏

2013.03.06 22:25

【東京聯合ニュース】「韓国は生みの親、日本は育ての親。両国がけんかしないよう尽くしたい」――。

 在日韓国人として初めて東京大学教授に就任した姜尚中(カン・サンジュン)氏が6日、韓国メディアの特派員との懇談会で、東大を退職し来月から聖学院大学教授に就任することについて所感を述べた。

 姜氏は1998年に東大助教授に就任。以後15年間、同大社会情報研究所教授や同大大学院情報学環教授、現代韓国研究センター長を歴任した。著作やテレビ出演、新聞や雑誌への寄稿などを通じ、在日韓国・朝鮮人や韓日関係について多方面で発言してきた。著作にはベストセラーも数多い。

 東大教授として人気と影響力を得た一方で、プレッシャーや活動の制約も大きかった。姜氏は国立大学ではなく私立大教授として今後、自由に発言できるとの考えを示した。

 近著「続・悩む力」では息子を病気で失った苦痛も吐露した。埼玉県上尾市にあるキリスト教系の聖学院大学への就任を決めたことについて、上尾市は30年前に結婚した場所であり「出発点」だと述べた。同大では韓国統一部長官を務めた康仁徳(カン・インドク)氏が客員教授を務めているほか、韓国との交流も活発であり、「第2の人生を始めるのに意味を見いだした」と語った。

 また、韓国が北東アジア諸国を結ぶハブとしての役割を果たすべきであり、それは日本の国益にもかなうとの持論も展開した。北東アジア共同体は「理想論ではないか」との批判には「ユーラシア地域でのエネルギー相互依存はすでに現実となっている」として、北東アジアだけ地域的連帯ができていないと指摘。東アジア共同体の実現を妨げている南北分断と韓日対立を解決しなければならないと力を込めた。

ikasumi@yna.co.kr

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