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南北軍事協議 成果なく終了=非難ビラやNLLめぐり平行線

2014.10.15 19:35

【ソウル聯合ニュース】韓国と北朝鮮は15日、軍事境界線のある板門店で軍事当局者協議を行ったが、立場の違いだけを確認し、具体的な成果は得られなかった。

 軍事当局の高官による協議は、2011年2月に行われた軍事実務会談以来、3年8カ月ぶり。

 韓国からは国防部の柳済昇(リュ・ジェスン)国防政策室長が、北朝鮮からは朝鮮人民軍の金英哲(キム・ヨンチョル)偵察総局長がそれぞれ代表として参加した。

 今回の協議では、黄海上の軍事境界線にあたる北方限界線(NLL)周辺の緊張緩和や、韓国民間団体による北朝鮮非難ビラの散布などが議題の中心になったことが分かった。

 韓国側は2010年3月に発生した海軍哨戒艦「天安」沈没事件と、同年11月に発生した延坪島砲撃について、北朝鮮側に責任があるとの立場を伝えた。これは「天安」沈没事件を受け、同年5月から実施している対北朝鮮制裁措置(5・24措置)の解除について協議が行われたことを示唆している。

 北朝鮮は1999年に北朝鮮が一方的に宣言したNLLとは別の黄海上の軍事境界線を韓国の艦艇が越えてこないよう求めた。韓国側は北朝鮮の要求について、NLLを無力化する目的と判断し、NLLが実質的な境界線であり、「北側が境界線を順守しなければならない」と強調した。

 また北朝鮮は韓国の民間団体が北朝鮮を非難するビラを北朝鮮側に散布する行為の中止を繰り返し求めた。 

 北朝鮮は、2004年6月の南北将官級軍事会談で軍事境界線地域での宣伝活動を中止することで合意したにもかかわらず、ビラを散布するのは違反とし、即時中止を強く求めた。これについて韓国側は民間団体によるビラの散布は、中止させる法的根拠がなく、表現の自由にあたるとした。

 また北朝鮮側は、メディアを含む韓国側の誹謗(ひぼう)中傷の中止も要求した。これについても韓国側は民主主義社会では言論を統制することはできないとした。

 南北は急遽開催された約5時間10分におよぶ協議で、成果を得ることができなかった。

 韓国国防部の金珉ソク(キム・ミンソク)報道官は同日、「南北双方が関係改善の意志を持ち、真剣に協議したが、両者に立場の差があり、狭められないまま終結した」とした上で、「次回の協議日程や別途の合意事項はなかった」と説明した。

yugiri@yna.co.kr

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