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朴大統領「はめられた」 職務停止後初めて報道陣に心境明かす

2017.01.01 17:28

【ソウル聯合ニュース】韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領は1日午後、青瓦台(大統領府)で報道陣と新年あいさつを兼ねた懇談会を行い、約40分間、憲法裁判所の弾劾審判手続きと親友の崔順実(チェ・スンシル)被告の国政介入事件について記者の質問に答えた。昨年12月9日に職務が停止してから、青瓦台関係者や弾劾審判代理人ら以外と接触するのは初めて。特に第三者供賄容疑の適用が取り沙汰されているサムスン物産と第一毛織の合併をめぐる疑惑については、「はめられた」と述べ、自身の関与を完全に否定した。

報道陣に心境を語る朴大統領(青瓦台提供)=1日、ソウル(聯合ニュース)

 懇談会開催は朴大統領の強い意向が反映されたという。職務停止後は対外活動を停止し、国政介入事件に対する立場表明を控えてきた朴大統領だが、懇談会ではさまざまな疑惑について口を開いた。

 特に、昨年サムスングループ傘下のサムスン物産と第一毛織が合併したことをめぐり、特別検察官の捜査チームが青瓦台の指示でサムスン物産の大株主だった国民年金公団に合併を支持するよう圧力を加えたとみて、朴大統領とサムスングループ、国民年金間の第三者供賄疑惑に狙いを絞っていると伝えられることについては、「誰かに便宜を図るという考えは一切なかった」とし、「完全にはめられた」と訴えた。

 サムスングループの両社の合併に関しては、サムスン側が合併支持の対価として崔被告が実質的に支配した二つの財団に資金を拠出し、崔被告の娘にも馬術関連の支援をしたとの疑惑が取り沙汰されている。この日の朴大統領の発言は、疑惑を否定するとともに、今後の弾劾審判と特別検察官チームの捜査で強く対応する姿勢を示したものと受け止められる。

 また2014年4月に起こったセウォル号沈没事故当日の朴大統領の行動がはっきりしない「空白の7時間」については、「報告を受けながら(事故について)チェックしていた。1人も残らず、救助するよう指示した」と述べた。「空白の7時間」をめぐり「密会説」などが報じられたことに関しては「とんでもない話で、口にするのも恥ずかしい話」と強く否定した。

 朴大統領は11月末の国民向け談話発表後、報道陣から質問を受けるよう求められた際、「近いうちにさまざまな経緯を詳しくお話しする」とし、別途の記者会見を行う意向を示した。その後、国会で弾劾訴追案が可決され職務停止となり、記者会見は自然にうやむやとなった。 

 ただ、朴大統領は弾劾審判手続きと特別検察官の捜査状況を見守りながら、立場を表明するチャンスをうかがっていたとされる。

 この日はサムスン物産と第一毛織の合併をめぐる疑惑や「空白の7時間」のほか、崔被告が関与したとされる現代自動車関連の納品疑惑などについても反論。「誰かの個人的な利益のために、依頼をしてはならない(のが大統領の立場)」などと話した。崔被告に関しては「ただの知人だ」とし、崔被告によって政治的な判断が左右されたことはないと主張した。

csi@yna.co.kr

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