韓国高官 南北閣僚級会談の再提案検討を示唆
2018.05.24 08:28
【ソウル聯合ニュース】韓国青瓦台(大統領府)高官は24日、北朝鮮が一方的に取りやめた南北閣僚級会談の開催のため、改めて北朝鮮側に提案することを検討できるとの立場を示した。
韓国と北朝鮮は4月27日の南北首脳会談で発表された「板門店宣言」の履行策を話し合うための南北閣僚級会談を軍事境界線がある板門店の韓国側施設「平和の家」で16日に開くことで合意していた。しかし、北朝鮮は当日の早朝、実施中の韓米空軍の合同航空戦闘訓練「マックスサンダー」を理由に会談を「無期限延期する」と通知してきた。
文在寅(ムン・ジェイン)大統領は23日未明(日本時間)、ワシントンで開かれた韓米首脳会談で、同訓練が終わる25日以降、閣僚級会談を含む南北対話が再開されるだろうと発言している。
一方、南北首脳会談に先立つ4月20日に開通したものの、いまだ通話が行われていない南北首脳間のホットライン(直通電話)の使用については、決まったことはないという。
csi@yna.co.kr