平壌で開催の南北首脳宣言11周年記念式 盧元大統領長男が出席へ
2018.10.02 10:59
【ソウル聯合ニュース】韓国と北朝鮮が4~6日に平壌で開く2007年の南北首脳宣言(10・4宣言)11周年記念式に、韓国から故盧武鉉(ノ・ムヒョン)元大統領の長男の盧建昊(ノ・ゴンホ)氏が出席するようだ。盧元大統領の夫人の権良淑(クォン・ヤンスク)氏、故金大中(キム・デジュン)元大統領の夫人の李姫鎬(イ・ヒホ)氏は日程などの都合で訪朝できないという。「盧武鉉財団」の関係者が2日、聯合ニュースに伝えた。
また、今月15日まで盧武鉉財団の理事長を務める与党「共に民主党」の李海チャン(イ・ヘチャン)代表は、党代表団20人とともに北朝鮮を訪れる。
10・4宣言は、07年に当時の盧武鉉大統領と北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記が平壌での南北首脳会談で採択した。南北がこれを記念する共同行事を開くのは今回が初めて。盧武鉉財団が中心となり、官民合同で開催される。
韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領と北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)が先月19日に署名した「平壌共同宣言」は「南と北は10・4宣言11周年を意味深く記念するための行事などを開催する」とうたっている。
tnak51@yna.co.kr
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