【ソウル聯合ニュース】世界で活躍する韓国の人気グループ、ＢＴＳ（防弾少年団）は２４日、韓流を広めるなど大衆文化芸術の発展に寄与した功績が認められ、韓国政府から文化勲章を受章した。
都鍾煥文化体育観光部長官から「花冠文化勲章」を受け取るＢＴＳ＝２４日、ソウル（聯合ニュース）
北米と欧州でのツアーを終え、この日の朝に帰国したＢＴＳは、午後４時半からソウルのオリンピック公園オリンピックホールで開かれた「２０１８大韓民国大衆文化芸術賞」の授賞式に出席し、都鍾煥（ト・ジョンファン）文化体育観光部長官から「花冠文化勲章」を授与された。
壇上に上がった７人のメンバーに勲章が授与されるたびに、行事関係者やファンなどで埋まった２５００席の会場から大きな歓声が上がった。
リーダーのＲＭ（アールエム）は、この栄誉を全てのファンと分かち合いたいと受章の喜びを語った。
ＪＩＮ（ジン）は「海外の多くの方が一緒に韓国語で歌ってくれて、ハングルの勉強もたくさんすると聞いて、とてもうれしい。韓国の文化を広めるのに努力する」と述べた。
ＳＵＧＡ（シュガ）は「国家代表という気持ちで韓国文化を広く伝える」と感想を語った。
ＪＵＮＧ ＫＯＯＫ（ジョングク）は「率直に言えば、この勲章は私たちには過分なものだと思う。さらに努力しろという意味でくださったものと考えてありがたくいただく。これからも世界中に韓国文化を広めるために力を尽くしたい」と述べた。
レッドカーペットでポーズを取るＢＴＳ＝２４日、ソウル（聯合ニュース）
会場には多くのＢＴＳファンが詰めかけ、声援を送った。
ＢＴＳは９月３日、ワールドツアー「ＬＯＶＥ ＹＯＵＲＳＥＬＦ」のため米国へ出発した。カナダ、英国、オランダ、ドイツ、フランスなど６カ国１１都市で２２回の公演を行い、計３２万人の観客を集めた。
ＢＴＳが世界的な人気を得たことで、世界の若者が韓国文化に関心を持ち、韓国語を学ぶ人が増えた。
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