【ソウル聯合ニュース】経済協力開発機構(OECD)加盟国のうち韓国は平均寿命が長いにもかかわらず、韓国国民は自身が健康だと考える人の割合が低いことが分かった。
このほど韓国の保健福祉部と国民健康保険公団がまとめた資料「2018OECD保健統計」によると、満15歳以上の韓国人のうち健康状態が良好だと考える人の割合(2016年)は32.5%にとどまった。OECDの平均(67.5%)よりはるかに低い。ニュージーランドが87.8%で最も高く、日本は35.5%だった。
韓国人は自身が感じる健康状態の水準が低いが、平均寿命(16年)は82.4歳でOECD平均の80.8歳を上回った。平均寿命が最も長い国は日本で84.1歳。最も短い国はラトビア(74.7歳)だった。
また、自身の健康について実際の健康状態よりも否定的に受け止める傾向からか、韓国国民1人が医師の診療を受ける回数(16年)は年17.0回で、OECD加盟国のうち最も多かった。OECD平均は6.9回だった。
hjc@yna.co.kr