【世宗聯合ニュース】韓国統計庁が6日に発表した社会調査の結果によると、13歳以上の韓国人の過半数は結婚について「必須ではない選択」と考えていることが分かった。
「結婚すべきだ」と考える韓国人は48.1%で、初めて50%を割り込んだ(コラージュ)=(聯合ニュース)
また結婚について、「しなければならない」と考える割合は48.1%で今年初めて50%以下に落ちた。男女が結婚しなくても一緒に暮らすことができると考える割合は56.4%で初めて50%を超えた。
統計庁は5月から6月にかけ、満13歳以上の約3万9000人を対象に調査を行い、このような結果を公開した。
◇13歳以上の男女48.1%が「結婚すべきだ」
韓国の13歳以上の男女のうち、「結婚すべきだ」と考えている人は48.1%で、初めて50%を割り込んだ。
「結婚すべきだ」と考える人の割合は2010年の64.7%から12年62.7%、14年56.8%、16年51.9%と下がり、今回初めて50%を割り込んだ。
「してもしなくても良い」と考える割合は46.6%、「してはいけない」と考える割合は3.0%だった。
男女別では「結婚すべき」と考える割合は男性(52.8%)が女性(43.5%)より高かった。
結婚に反対する割合は相対的に女性(3.8%)が男性(2.2%)より高かった。
「結婚していない男女が一緒に住んでも構わない」と考える割合は56.4%で、初めて50%を超えた。
「結婚していなくても子どもを持ってよい」という考えには30.3%が同意した。
「結婚すれば子どもを持つべき」と考える割合は69.6%で、男性(72.6%)が女性(66.6%)より高いことが分かった。
◇子どもと同居する割合は4分の1程度に下落
子どもと暮らす両親の割合は27.1%で2008年(38.0%)に比べて10.9ポイント減った。両親と子どもが同居する割合は2010年35.3%、12年33.7%、14年31.4%、16年29.2%と下落傾向にある。
両親の老後について、「家族と政府、社会が共に世話をすべき」との見解が48.3%と最も多く、「家族が世話をすべき」と答えた人は26.7%で2番目に多かった。
両親の老後は「家族が世話をすべき」と考える割合は2008年40.7%から12年33.2%、16年30.8%に減少した。
◇ 13歳以上男女59.1% 「家事は公平に分担」
13歳以上の男女のうち、「家事は公平に分担すべき」と考える割合は今年59.1%を記録し、08年の32.4%に比べ2倍近くに増加した。
「家事は主に妻がすべき」と考える割合は2008年66.5%から今年38.4%に下がった。
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