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来年の製造業 全般的に見通し「低調」=韓国経済団体

2018.11.21 21:50

【ソウル聯合ニュース】韓国経済団体の全国経済人連合会(全経連)は21日、ソウル市内で開いたセミナーで、来年の主力製造業の見通しについて全般的に不振になると予測した。

半導体の製造工場(資料写真)=(聯合ニュース)

 セミナーでは、各産業の専門家が半導体、自動車・自動車部品、造船・機械、電子・電機、鉄鋼、石油化学の六つの主力製造業などについて来年の展望を発表した。全経連は、来年は電子・電機のみが好調で、半導体と造船は先行きが不透明、自動車、鉄鋼、石油化学は不振が予想されるとした。

 半導体についてはDRAMの需給が改善されるが、NAND型フラッシュメモリーは供給過剰を免れないと観測した。中国政府のサムスン電子、SKハイニックス、米マイクロン・テクノロジーに対する独占禁止法適用の可否、米通商拡大法232条に基づく調査の可能性などもマイナス要因とされた。

 造船・機械については中国造船業界の構造調整、国際海事機関(IMO)の環境規制による船舶の新規発注などの好材料があったが、国際石油資本が拡大している海洋プラントを中国、シンガポール、ノルウェーなどの企業が受注し、韓国企業の競争力が低下した点はマイナス要因だと分析された。機械業種も、主要輸出国の中国と米国のインフラ投資政策が発表されなければ下落すると予想された。

 自動車は米国の輸入車に対する関税賦課と輸出台数制限の可能性、リコール(無料の回収・修理)など品質関連費用の増加傾向、中国市場での不振による長期低成長基調の持続などにより、業績不振が続くと見通された。一方でスポーツタイプ多目的車(SUV)の人気を受けた新モデル発売、セダンの生産ラインの稼働率縮小による在庫安定化などがプラス要因に挙げられた。

 石油化学については需要の減少などで業績が悪化すると予測された。ただし、原油価格の値下がりで原料価格の負担は減少する見通しだ。

 鉄鋼については中国鉄鋼事業の構造調整と減産政策、世界的な景気回復から始まった2016年以降の鉄鋼景気の好況サイクルが今年一段落したことで、来年からは調整期に入ると見通された。

 電子・電機は、主力製造業のうち唯一好調が予想される。バッテリーとマルチカメラを中心に成長傾向が持続するとみられ、プレミアムスマートフォンの需要増加による販売価格上昇の可能性、米テスラの新型電気自動車(EV)「モデル3」を中心とするEVの普及と電子化の拡大、バッテリー原材料の価格下落などもプラス要因として作用すると予測された。

 全経連のペ祥根(ペ・サングン)専務は「近ごろの主力製造業は保護貿易主義による輸出環境の悪化、国際的な競争激化、グローバルでの供給過剰、労使問題などで総体的に困難に直面している」とし、「これが続く場合、経済危機につながり、景気沈滞が長期化する恐れがある」と述べた。

ynhrm@yna.co.kr

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