韓印首脳会談 経済・国防などの協力強化で一致
2019.02.22 11:57
【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は22日午前、青瓦台(大統領府)でインドのモディ首相と首脳会談を行った。両首脳は韓国政府の「新南方政策」とインドの「新東方政策」をバランス良く融合させて「特別戦略的パートナー関係」を深め、第4次産業革命への対応や国防・防衛産業などでの協力を強化することで一致した。
朝鮮半島情勢については、モディ首相が完全な非核化や恒久的な平和定着に向けた韓国政府の努力を引き続き支持すると表明。両首脳は国際社会の平和や繁栄のためにも緊密に協力していくことにした。
両首脳は2030年までに年間貿易額500億ドル(約5兆5400億円)達成という共同目標に向けて協力することで合意。包括的経済連携協定(CEPA)の改善交渉を早期にまとめるとともに、インドの鉄道・港湾などインフラ開発事業への韓国企業の参加を増やし、農水産分野での協力も発展させることで一致した。
また、インドの首都ニューデリーにインド軍の朝鮮戦争参戦記念碑を早期に建設するため協力するなど、両国の人的・文化交流も活性化することにした。
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