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駐日大使に南官杓氏 関係改善模索か=中国・ロシア大使も交代

2019.03.04 20:36

【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が、朝鮮半島を取り巻く米中日ロの4カ国のうち、中国、日本、ロシアの大使を交代させることが4日、分かった。駐日韓国大使には南官杓(ナム・グァンピョ)・前国家安保室第2次長(62)を充てる人事を内定した。

文大統領=(聯合ニュース)

 駐日大使に南氏が選ばれたのは、旧日本軍の慰安婦問題、強制徴用裁判問題、海上自衛隊の哨戒機を巡る韓国海軍と海上自衛隊のあつれきなど、韓日関係の冷え込みが続くなかで関係改善の契機づくりをするという文大統領の考えが反映されたものとみられる。

 文大統領が就任直後に任命した主要国の大使を交代するのは初めてで、2回目の米朝首脳会談以降の情勢に備え、外交・安全保障のライン再整備に拍車を加える意味を持つ。 

 文大統領はこれに先立ち、青瓦台(大統領府)の国家安保室第1次長、第2次長を交代させていることに加え、趙明均(チョ・ミョンギュン)統一部長官の交代も取りざたされており、新たな外交・安保の陣容を備え、「ポストハノイ」戦略を整える布石とも受け止められる。

 今回の主要国大使の交代で最大の特徴は青瓦台の元高官が選ばれた点で、前青瓦台政策室長の張夏成(チャン・ハソン)氏が駐中国大使に、前国家安保室第2次長の南官杓氏が駐日大使に就任する。

 両氏ともに現政権の核心となった文大統領の参謀とされる。そのため文大統領の国政哲学に対する理解度が高く、青瓦台との緊密なコミュニケーションにより主要国との関係を調整する適任者と評価される。

 今後韓国が北朝鮮と米国の交渉の仲裁役を担うためには北東アジア情勢に大きい影響力があるだけでなく、北朝鮮核問題を解決するための当事国でもある中国・日本・ロシアとの円滑な意思疎通が必要であり、文大統領はこれを遂行する適任者として張氏と南氏を大使に選んだものとみられる。

 ロシア大使にはロシア・ウラジオストク総領事の李石培(イ・ソクベ)氏が選ばれた。

 2回目の米朝首脳会談後の朝鮮半島の平和体制を巡る議論が新たな局面に入る状況で、韓米の協力を最大限に安定させるという考えが反映され、趙潤済(チョ・ユンジェ)駐米大使は交代されなかったものと受け止められる。

yugiri@yna.co.kr

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