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官・民・軍の有事対応訓練初実施へ 韓米演習は廃止=韓国

2019.03.06 09:37

【ソウル聯合ニュース】韓国が5月27日から30日までの4日間、官・民・軍が参加する新たな形態の「乙支太極演習」を初実施する計画だ。政府関係者が6日、伝えた。毎年8月に韓米両軍の合同指揮所演習「乙支フリーダムガーディアン」(UFG)に合わせて実施されてきた韓国政府の演習「乙支演習」を、通常5月に行う韓国軍単独の指揮所演習「太極演習」と統合する。これに伴いUFGは廃止される見通しだ。

官・民・軍が参加する乙支太極演習が初実施される(コラージュ)=(聯合ニュース)

 政府は昨年7月、「最近のさまざまな安全保障情勢と韓米合同演習の猶予(一時中止)方針に従い、今年(2018年)計画していた政府の乙支演習の暫定猶予を決定した」と発表。さらに「韓国軍の単独演習である太極演習と連携した、官・民・軍による新たな形態の『乙支太極演習』モデルを開発する」としていた。

 乙支太極演習は外部からの武力攻撃を撃退する軍独自の作戦遂行能力を培うだけでなく、テロや大規模災害への対応などを含む包括的な安保概念が適用されることになる。

 乙支演習は、1968年1月に北朝鮮の武装ゲリラが青瓦台(韓国大統領府)を襲撃しようとソウルに侵入した事件を機に始まった政府の軍事支援訓練だった。国家危機管理、国家総力戦対応力を総体的に点検する訓練で、市・郡・区以上の行政機関、公共機関・団体など約4000機関の48万人余りが参加する。政府最大の有事対応訓練とされた。

 太極演習は、軍合同参謀本部の主導で戦区作戦遂行能力を育て、合同戦力と部隊構造発展の必要性を確認する定例の戦区級指揮所演習だ。1995年に実務級の演習として始まり、翌年に「鴨緑江演習」、2004年に太極演習と名称を変更してきた。

太極演習の様子(資料写真、合同参謀本部提供)=(聯合ニュース)

 UFGは1954年から在韓国連軍司令部が主管してきた演習「フォーカス・レンズ」を76年に乙支演習と統合し「乙支フォーカス・レンズ」(UFL)として始まり、2008年にUFGに名称変更した。

 UFGは韓国政府の演習との統合から43年、名称変更から11年で廃止となる。韓米はこれに代わり、「19―2同盟」または別の英語名称で、規模を縮小した新たな形態の訓練を行うことを検討している。

 一方、韓米の軍当局は今月3日、毎年春に実施する合同指揮所演習「キー・リゾルブ」と合同野外機動訓練「フォールイーグル」を今年から行わないと発表した。UFGを含め、三つの大規模な定例合同演習が今年そろって廃止され、それぞれ規模を縮小し、別の名称の訓練に代替される。

mgk1202@yna.co.kr

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