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婚姻率が過去最低 人口減少・就職難など影響=韓国

2019.03.20 14:59

【世宗聯合ニュース】韓国統計庁が20日発表した2018年婚姻・離婚統計によると、人口1000人当たりの婚姻件数を示す粗婚姻率は5.0件で、統計を取り始めた1970年以降、最低となった。

婚姻件数は年々減少している(コラージュ)=(聯合ニュースTV)

 粗婚姻率は70年の9.2件から増減を繰り返し、80年には最高値の10.6件を記録。その後は減少傾向に転じ、2001年には6.7件と初めて7件を下回った。12年からは7年連続で下落している。

 昨年の婚姻件数は25万7622件で17年から6833件(2.6%)減少し、71年(23万9457件)、72年(24万4780件)に次ぐ低水準となった。

 当局は人口、経済的要因、価値観の変化などが婚姻件数の減少に影響を与えていると分析した。

 統計庁のキム・ジン人口動向課長は「(結婚適齢期の)30代前半の人口が持続的に減少傾向にある」として人口構造の変化を指摘。経済面では20代から30代の失業率上昇を原因に挙げた。

 また、住居費用の負担増により独立して生計を立てる環境や条件が整っていないとしたほか、女性の経済活動参加率の上昇、結婚後のキャリアの断絶に対する負担、必ず結婚すべきとの認識の低下なども影響を及ぼしていると説明した。

 18年の平均初婚年齢は男性が33.2歳、女性が30.4歳で、男女ともに前年に比べ0.2歳上昇した。10年前に比べると男性は1.8歳、女性は2.1歳上がった。

 初婚の夫婦のうち、夫が年上の夫婦は67.0%、妻が年上の夫婦は17.2%、同い年の夫婦は15.8%だった。前年に比べ、夫が年上の夫婦の比率は0.2ポイント下落し、妻が年上の夫婦の比率は0.4ポイント上昇した。

ynhrm@yna.co.kr

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