【ソウル聯合ニュース】韓国文化体育観光部の朴良雨(パク・ヤンウ)長官が3日、同部庁舎で就任式に臨み、徹底的に現場中心の文化政策を展開する方針を示した。
就任式であいさつを述べる朴長官=3日、世宗(聯合ニュース)
朴氏は就任のあいさつで、職員に対し「文化、体育、観光、宗教の現場により近づくべきだ。現場の声に耳を傾け、現場が再び熱くよみがえることができるよう、火かき棒の役割を果たさなければならない」と注文した。
また、「現場の需要に合った供給ができない政策は死んだも同然であり、その組織の存在理由はない」と強調した。
朴氏は政策の具体的な方向性においても、最初に徹底した現場主義を掲げた。
全ての領域が有機的に作動するシステム構築、国語の保存と拡散、政府レベルの韓流振興体系の構築、文化・体育・観光分野の雇用創出、南北文化交流の継続などを重点課題として提示した。
朴氏は2008年に当時の文化観光部(現文化体育観光部)の次官を務めた。退任後は中央大芸術大学院の芸術経営学科教授として教壇に立った。
hjc@yna.co.kr
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