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北朝鮮 短距離ミサイル推定の飛翔体2発発射=東海上に落下

2019.05.09 20:34

【ソウル聯合ニュース】韓国軍の合同参謀本部は北朝鮮が9日午後4時29分と同49分ごろ、北西部の平安北道・亀城で短距離ミサイルと推定される飛翔体を1発ずつ、東の方向へ発射したと明らかにした。

北朝鮮が4日に発射した戦術誘導兵器(資料写真)=(聯合ニュース)

 北朝鮮は4日、240ミリと300ミリの放射砲(ロケット砲)や大口径放射砲、新型戦術誘導兵器を発射したばかり。

 合同参謀本部はそれぞれの推定飛行距離について約420キロと約270キロとし、「韓米情報当局が精密に分析中」と説明した。

 当初は発射場所を平安北道・新五里としていたが、亀城に修正した。韓国軍関係者は「1発目の発射後、新五里周辺と確認し、2発目の発射後に具体的に亀城だと判断した」として、「新五里から北へ約40キロ離れている場所」と述べた。

 合同参謀本部によると、2発とも高度は約50キロという。

 ただ、飛翔体の機種などは韓米当局の追加分析が必要とした。

 合同参謀本部は「北の追加発射に備え、監視や警戒を強化し、韓米間で緊密に連携しながら万全の対応態勢を維持している」と伝えた。

 一部の専門家らは北朝鮮が4月に発射した新型戦術誘導兵器などと高度が同じ水準として、再び新型短距離弾道ミサイル「北朝鮮版イスカンデル」との見方を示している。

 ロシア製地対地弾道ミサイルのイスカンデルの高度は約50キロとされる。4日に発射された新型戦術誘導兵器は外形などがイスカンデルと酷似していた。

 韓国軍当局が北朝鮮の発射した飛翔体を事実上ミサイルとしたのは、2017年11月29日以来、約1年5カ月ぶりとなる。北朝鮮は当時、大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星15」を発射した。

 国際社会では国連安全保障理事会の決議違反との声が上がりそうだ。

 北朝鮮は2月末の米朝首脳会談が物別れに終わってから強硬姿勢を徐々に強めており、米国への圧力メッセージとの見方が出ている。 一方、飛翔体は韓国軍の弾道弾早期警報レーダー(グリーンパイン)などにとらえられたようだ。

kimchiboxs@yna.co.kr

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