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元韓国兵捕虜が正恩氏に賠償請求 初の弁論準備手続き

2019.06.21 19:16

【ソウル聯合ニュース】朝鮮戦争時に北朝鮮軍に捕虜として捕らえられ、労働を強いられたとして、脱北した元韓国軍兵士2人が北朝鮮の政権と金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)を相手取り損害賠償を求めた訴訟で、争点などを整理する初の弁論準備手続きが21日にソウル中央地裁で行われた。

訴訟の支援団体が出廷に先立ち記者会見を開き、金委員長らに賠償を求めた=21日、ソウル(聯合ニュース)

 案件の特殊性を考慮して非公開で行われた弁論準備手続きは、15分ほどで終了した。原告側の代理人は、裁判長から法廷内でのやり取りを外部に公開しない方が望ましいと告げられたことを伝え、「北の指導者と関係があることなので、デリケートな状況なのかもしれない」と語った。次回の弁論準備手続きは8月23日に行われる。

 原告2人は、朝鮮戦争に参戦して北朝鮮軍の捕虜となり、休戦後も韓国に送還されず1953~56年の約3年にわたり北朝鮮の炭鉱で労働を強いられたとして、2016年10月に提訴した。未払い賃金と慰謝料を含め、それぞれ1億6000万ウォン(約1500万円)程度の賠償を請求している。

tnak51@yna.co.kr

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