【ソウル聯合ニュース】韓国の俳優、キム・スヒョンさん(31)が1日午前、兵役を終え除隊した。
軍服姿のキム・スヒョンさん(所属事務所提供、転載・転用禁止)=(聯合ニュース)
キムさんは京畿道・坡州にある臨津閣の「平和の鐘」の前で報道陣やファンにあいさつした。中国、日本、台湾など海外からもファンが駆けつけた。
キムさんは「ほかの人より遅く入隊したので(軍での生活を)どのように送ろうか悩みが多かったが、軍生活を何事もなく終えることができたと思う。除隊した実感が湧かないが、すっきりしたという気分もある」と感想を語った。
軍生活については「ほかの兵士と同様に熱心に作戦に取り組み、訓練も受けた。そのおかげで(訓練成績が優秀な兵士が選ばれる)特級戦士に任命されたりもした。懸命に最善を尽くした」と振り返った。
軍生活の間に癒やされたガールズグループについて尋ねられると「ミュージックビデオを毎日見ていた」と笑って答えた。
今後の活動計画については「悩みも考えも心配も多かったが、とても演技をやりたい。まだ出演作が決まっていないので、来年には作品を通じてごあいさつできそうだ」と説明した。
キムさんは子どものころに患った心臓疾患のために、最初の徴兵検査で兵役代替服務の判定を受けたが、健康管理に努めて再検査を受け、2017年10月に兵役に就いた。5週間の基礎軍事訓練を受けた後、最前線で危険な任務に就く陸軍第1師団捜索大隊に志願した。所属事務所によると、同隊で通常より早く昇格するほど模範的な生活を送ったという。
キムさんは07年にデビュー。「ドリームハイ」や「太陽を抱く月」「星から来たあなた」などの主演ドラマを次々ヒットさせ、韓流スターの一人となった。「10人の泥棒たち」や「シークレット・ミッション」などの映画でも活躍した。
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