Go to Contents
検索

記事一覧

日本の輸出規制拡大に備え「シナリオプランニング着手」 LG化学

2019.07.09 15:56

【ソウル聯合ニュース】韓国・LG化学の辛学チョル(シン・ハクチョル)副会長は9日にソウルで開いた記者懇談会で、日本による対韓輸出規制がバッテリー素材分野に拡大する可能性に関し、「規制拡大を想定してシナリオプランニングに入った」と明らかにした。日本政府がこのほど半導体などの製造に必要な材料3品目の韓国向け輸出規制を強化したことについては、「現在のところ影響は全くない」と伝えた。

辛学チョル氏(資料写真)=(聯合ニュース)

 辛氏はLG化学のバッテリー素材について、「内製化する場合もあり、通常は韓国、日本、中国、欧州などの企業2~3社の素材を同時に使用している」とし、「輸出規制の拡大が現実のものになれば、原料の(輸入先の)多角化で乗り越えられると思う」と説明した。

 また、素材の内製化率を引き上げるための正極材工場の増設計画については、「清州に工場があるが、すでに拡張計画を持っている」と述べた。

 一方、辛氏は2024年に売上高59兆ウォン(約5兆4000億円)、営業利益率(営業利益の売上高に対する割合)2桁を達成し、世界5位以内の化学企業に飛躍するとの目標を提示した。

 辛氏は米スリーエム(3M)の元最高幹部で、今年初めにLG化学の最高経営責任者(CEO)に迎えられた。

tnak51@yna.co.kr

キーワード
文字サイズ

文字サイズの例

お問い合わせ

聯合ニュース日本語版に関する記事やコンテンツ使用などについてのお問い合わせは( japanese@yna.co.kr )へ。 イベントなどの開催告知、取材要請、韓国関連企業のプレスリリースなどの情報も同メールアドレスで受け付けています。お寄せいただいた情報は、担当者が検討の上、ご紹介させていただきます。

聯合ニュース日本語版では、イベントの 開催告知、取材案内、韓国関連企業 のプレスリリースなどの情報をお待ちして おります。お寄せいただいた情報は、 担当者が検討の上、ご紹介させてい ただきます。

提出

ご協力ありがとうございます。

スクラップ

シェア

リンクを取得するにはURLを長押ししてください