【ソウル聯合ニュース】韓国の鄭景斗(チョン・ギョンドゥ)国防部長官は5日、国会国防委員会で、日本との軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の破棄を求める声について、「慎重に検討している」と明らかにした。
国会国防委員会に出席した鄭氏=5日、ソウル(聯合ニュース)
鄭氏は「政府は内部でGSOMIAの延長を検討していた。だが、最近日本で輸出規制など信頼が欠如した(として取った)措置を安保問題とリンクさせたため、さまざまなことを考慮し、(破棄するかどうかを)慎重に検討している」としながら「今は決まったことは何もない」と答弁。「GSOMIAはそれ自体の効用性よりも、安保と関連した友好同盟国との関係が複合的に絡み合っており、極めて慎重に検討をしている」と述べた。
また、「GSOMIAは日本が先に要求して締結された」とし、「(2016年11月の)協定締結後に26件、今年は3件の情報交換があった」と説明した。
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