【ソウル聯合ニュース】タイ、ミャンマー、ラオスの東南アジア諸国連合(ASEAN)3カ国歴訪を終え帰国した文在寅(ムン・ジェイン)韓国大統領は6日、青瓦台(大統領府)の国家危機管理センターで、非常に強い台風13号に備えるための点検会議を主宰した。
台風の進路や対応準備の状況などについて報告を受ける文大統領(左、青瓦台提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
会議には盧英敏(ノ・ヨンミン)大統領秘書室長をはじめ、青瓦台の鄭義溶(チョン・ウィヨン)国家安保室長、金尚祖(キム・サンジョ)政策室長、姜琪正(カン・ギジョン)政務首席秘書官、尹道漢(ユン・ドハン)国民疎通首席秘書官、金有根(キム・ユグン)国家安保室第1次長、尹建永(ユン・ゴンヨン)大統領秘書室国政状況室長などが出席した。
李洛淵(イ・ナクヨン)首相や陳永(チン・ヨン)行政安全部長官らの閣僚や、朴元淳(パク・ウォンスン)ソウル市長など自治体のトップはテレビ会議で参加した。
文大統領は台風の進路や対応準備の状況などについての報告を受け、「台風による人命被害ゼロを最高の目標にし、各官庁や地方自治体が用意した対策をしっかりと実施してほしい」と要請したという。
韓国気象庁によると、台風13号は早い速度で南部・済州島に向かって北上しており、中心付近の最大風速は秒速45メートルに達する。同庁は、記録的な強風が予想されるとし、きょう午後から8日の明け方にかけて、強い風と雨に注意するよう呼びかけた。
yugiri@yna.co.kr
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