ソウルの北朝鮮式飲食店 金日成・正日父子の写真を撤去
2019.09.16 16:41
【ソウル聯合ニュース】韓国・ソウル市内でオープン準備中の北朝鮮式レストランの外壁に取り付けられた故金日成(キム・イルソン)主席、故金正日(キム・ジョンイル)総書記父子の肖像画や北朝鮮国旗が撤去された。警察などが16日、明らかにした。
店は工事中で、施工業者はこの日午前、北朝鮮国旗などを自主的に撤去した。
警察関係者は「施工責任者に了解を求め、捨てられた北の国旗などを回収した」とし、大きさなどを確認したあと、返却したと説明した。
同レストランを巡っては、工事中の建物に北朝鮮国旗などが取り付けられた写真が交流サイト(SNS)で拡散され、「旭日旗を掲げて日本風の居酒屋を営業するようなもの」などとの批判が相次いでいた。
店のオーナーは批判を受けすぐに撤去しようとしたが、連休中だったため対応が遅れたとし、北朝鮮を称賛するような意図はなかったと警察に説明したという。
警察関係者は「国家保安法違反の可能性があるか検討する」と話した。
yugiri@yna.co.kr