【ソウル聯合ニュース】青森県のあいのり温泉で26日、韓国料理研究家の趙善玉(チョ・ソンオク)さんによる「キムジャン祭り」が開催された。趙さんが院長を務める趙善玉料理研究院が29日伝えた。
「キムジャン祭り」の様子(趙善玉料理研究院提供)=(聯合ニュース)
同行事は韓国のキムジャン(越冬用のキムチ漬け)文化を伝えるために2015年から毎年開かれている。今年は日本人や韓国人など約200人が参加した。
行事では韓国産の種子から栽培されたハクサイや韓国産のトウガラシなどを使ってキムチを作って試食。できたキムチは地域の高齢者福祉センター2カ所にも贈られた。
趙さんは「7年前に青森の温泉地域で韓国の薬膳料理を普及させることになり、代表的な韓国料理のキムチを漬ける方法も伝えることになった」とし、「最近韓日関係が行き詰まった状況だが、お互いの文化を理解しようとする民間交流が増え、キムジャンのようによく混ざり、熟成してほしい」と話した。
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