【ソウル聯合ニュース】韓国プロ野球のSKなどの元監督で、2018年から日本プロ野球・ソフトバンクのコーチングアドバイザーを務める元在日コリアンの金星根(キム・ソングン)氏(76)は4日までに、「来年もソフトバンクと一緒にやっていくことになった」と明らかにした。
金星根氏(資料写真)=(聯合ニュース)
京都生まれの金氏は1960年代に韓国に渡り、実業団チームの左腕投手として活躍。引退後は韓国プロ野球の6球団で監督を務め、2007年と08年、10年にはSKを韓国シリーズ優勝に導いた。17年のシーズン半ばでハンファ監督を辞任すると、18年2月にソフトバンクのオファーを受け、コーチングアドバイザーに就いた。
初年度は若手コーチの指導役を担った。今季はそれに加えて2、3軍の試合前後に監督・コーチのミーティングも主導するようになり、教えを請う選手も増えた。来季の役割はさらに拡大する可能性もある。
金氏は韓国の野球、指導者の誇りを持ち続ける一方で、「教える側は常に学ばなければならない。今も新しいことを学んでいる」と語る。こうした姿勢にソフトバンクは来季もオファーしたようだ。
ティー打撃のトスを上げる金星根氏(資料写真)=(聯合ニュース)
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