【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は28日、青瓦台(大統領府)で韓・東南アジア諸国連合(ASEAN)特別首脳会議に出席するため訪韓したマレーシアのマハティール首相と首脳会談を行った。会談後の昼食会で、文大統領は両国の政策目標は同じだとしながら「われわれが共に歩めば、両国の協力を超えてアジアのより堅固な統合につながると確信する」と述べ、来年の国交樹立60周年を記念して両国関係を「戦略的パートナー関係」に格上げすることを決めたと発表した。
握手を交わす両首脳=28日、ソウル(聯合ニュース)
文大統領は、両国がアジアの精神で協力すれば、経済成長を続ける一方で政治・外交では対立する「アジア・パラドックス」を乗り越えることができると強調した。また、朝鮮半島問題や南北非武装地帯(DMZ)の国際平和地帯化構想への支援に対し、マハティール首相に謝意を伝えた。
この会談を最後に、文大統領は韓・ASEAN特別首脳会議と第1回韓・メコン首脳会議に合わせて訪韓したASEAN9カ国の首脳との個別会談を終えた。
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