【ソウル聯合ニュース】韓国の李洛淵(イ・ナクヨン)首相は17日、文在寅(ムン・ジェイン)大統領が李氏の後任に前国会議長で与党「共に民主党」国会議員の丁世均(チョン・セギュン)氏を指名したことについて、記者団に「もっとうまくできたらという残念な気持ちがずっとある」として、「国民と大統領に感謝する」と述べた。
記者団の質問に答える李氏(左端)=17日、ソウル(聯合ニュース)
李氏は安定的な国政運営で文大統領の信頼を得て、首相在職日数が約2年6カ月と歴代最長を記録した。与党に復帰し、来年4月の国会議員総選挙で重要な役割を果たすとみられる。
文大統領は首相人事を発表した際、李氏について「内閣を離れることは非常に残念だが、国民から厚い信望を受けているだけに、もう自分が目指す政治をするために、送り出すのが道理だと考えた」と述べた。
李氏は今後の計画に関しては、少し落ち着いてからとし、詳しい言及を避けた。
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