【ソウル聯合ニュース】韓国の文喜相(ムン・ヒサン)国会議長が強制徴用被害者への賠償問題を巡って、両国の企業と国民から寄付を募り、被害者に支給する法案を提出したことを受け、被害者の遺族ら10人が19日、文氏と面会し、法案の早期成立を要請した。
強制徴用被害者の遺族らから署名を受け取る文氏(右端から3人目)=19日、ソウル(聯合ニュース)
文氏は18日、同法案を与野党議員13人と共同で提出した。
遺族らは文氏に同法案の早期成立を求める「連帯署名」を手渡した。署名には強制徴用被害者や遺族ら約1万人が参加した。
文氏は「国が責任のある行動をしなかった」として、「国民の一人として残念」と表明。「強制徴用問題を解決するため、政治をやめる覚悟で最善を尽くす」と強調した。
kimchiboxs@yna.co.kr
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