【ソウル聯合ニュース】韓国と米国は2020年以降の在韓米軍駐留経費の韓国側負担を決める6回目の協議を米ワシントンで14~15日(米東部時間)に開催する。韓国の首席代表を務める鄭恩甫(チョン・ウンボ)韓米防衛費分担交渉代表は13日、ワシントンへ出発する前に記者団に、「これまでの議論の過程で互いに理解の幅を広げ、一定の進展もある」としながら、「できるだけ早期に、韓国国民も納得できる水準で交渉が妥結するよう努力する」と述べた。
仁川空港から出発する前、記者団の質問に答える鄭交渉代表=13日、仁川(聯合ニュース)
韓米間では韓国の負担額を巡り隔たりが大きい。米国が韓国側負担額の大幅な引き上げを要求していることについて、鄭氏は「既存のSMA(在韓米軍駐留経費の負担に関する韓米の特別協定)の範囲内で交渉が行われなければならないというのがわれわれの原則」と述べ、韓国の主張に対し米国も一定の理解を示しつつあると説明した。
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