【ソウル聯合ニュース】韓国の世論調査会社リアルメーターが9日に発表した次期大統領選挙(2022年)への出馬が予想される政治家の支持率調査結果で、与党「共に民主党」の李洛淵(イ・ナクヨン)前首相が1カ月前の前回調査より0.2ポイント上昇の30.1%となり、9カ月連続で首位を守った。2位は保守系最大野党「未来統合党」の黄教安(ファン・ギョアン)代表で2.8ポイント上昇の20.5%、3位は共に民主党所属の李在明(イ・ジェミョン)京畿道知事で7.4ポイント上昇の13.0%だった。
李洛淵氏(左)と黄教安氏(資料写真)=(聯合ニュース)
調査はインターネットメディアの依頼を受け、2~6日に全国の18歳以上の2541人を対象に実施された。
李洛淵氏は1月に首相を退任後、共に民主党に復帰。4月の総選挙の共同常任選挙対策委員長への就任と、ソウル市鍾路区からの出馬を表明した。
保守系「自由韓国党」を軸に保守勢力が結集した新党、未来統合党を率いる黄教安氏も同区からの立候補を宣言している。今回の調査で、黄氏は李洛淵氏との差を前回調査の12.2ポイントから9.6ポイントに縮めた。
一方、李在明氏は今回、昨年5月の調査(10.1%)以来、9カ月ぶりに支持率が2桁を記録。自己最高を更新した。
このほか、新党「国民の党」の安哲秀(アン・チョルス)代表が5.6%で支持率4位、自由韓国党で代表を務めた未来統合党所属の洪準杓(ホン・ジュンピョ)氏が4.5%で5位などと続いた。
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