【ソウル聯合ニュース】韓国の大企業グループが新型コロナウイルスの感染拡大の影響で1~3月期に利益が減少したものの、投資は増やしたことが17日、分かった。
韓国の大企業グループの1~3月期の投資額が前年同期に比べ増加した。増加額が最も多かったのはサムスンだった=(聯合ニュースTV)
企業情報サイトのCEOスコアによると、公正取引委員会指定の大企業集団のうち1~3月期の報告書を提出した59グループの系列会社373社の売上高は356兆6898億ウォン(約31兆円)、営業利益は14兆8770億ウォンだった。前年同期に比べ売上高は7.1%増加したが、営業利益は39.1%減少した。
ただ、投資額は21兆7754億ウォンで同22.1%増加した。新型コロナウイルスの感染拡大で内需と輸出がいずれも大きな打撃を受け、業績は全般的に悪化したが、未来の競争力確保に向け投資を増やしたことが分かった。
59グループのうち34グループの投資額が増加した。投資額が最も増えたのはサムスンで、3兆7298億ウォンから7兆27億ウォンと同87.8%(3兆2729億ウォン)増加した。
ポスコ(4401億ウォン)、GS(2718億ウォン)、韓進(2615億ウォン)、SM(2382億ウォン)、KT(2099億ウォン)も投資額が1000億ウォン以上増加した。
hjc@yna.co.kr
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