新卒求職者の希望年収が小幅低下 雇用悪化が影響か=韓国
2020.05.22 13:53
【ソウル聯合ニュース】新卒として就職活動を行っている韓国の若者の希望年収が、昨年末の調査時に比べ小幅に下がった。新型コロナウイルスの感染拡大などで雇用情勢が悪化し、希望を下げたとの分析が出ている。
就職情報サイトのジョブコリアは22日、年内の就職内定を目指す1917人を対象に実施したアンケートの結果を発表した。就職時の希望年収の平均は2970万ウォン(約260万円)で、昨年12月の調査時の3050万ウォンに比べ2.6%下がった。
最終学歴別に見ても、全グループで昨年末より下がっている。
四年制大卒の希望年収の平均は昨年末に比べ3.1%低い3100万ウォン、短大卒は5.1%低下の2770万ウォン、高卒は8.4%下がった2740万ウォンだった。
男女別では、四大卒の男性の希望年収が平均3240万ウォンで女性(2990万ウォン)を上回るなど、男性の方が女性よりも高い年収を希望した。
tnak51@yna.co.kr
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