【世宗聯合ニュース】韓国政府は16日、日本製のステンレス厚板に対する反ダンピング(不当廉売)課税を向こう3年間延長すると発表した。
企画財政部=(聯合ニュースTV)
これに先立ち、企画財政部は15日に関連規則の制定案を告示しており、来月3日まで意見を受け付けている。
ステンレス厚板は石油化学や造船、半導体工場などで産業用原材料として使われる。韓国は日本製のステンレス厚板に対し、2011年4月から13.17%の反ダンピング関税を課してきた。
政府は「再審査の結果、該当品のダンピングにより国内産業の被害が持続、再発する懸念があると判断する」と延長理由を明らかにした。
産業通商資源部の貿易委員会は3月に行った会議で、反ダンピング課税を向こう5年間課すべきと企画財政部に申し入れたが、企画財政部は延長期間を3年と決めた。
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