【ソウル聯合ニュース】中国の習近平国家主席は9日、北朝鮮の政権樹立72周年に合わせ、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)に祝電を送り、両国協力の重要性を強調した。朝鮮中央通信が伝えた。
5日、台風9号により被害を受けた北東部の咸鏡南道を視察し、党政務局の拡大会議を開く金委員長=(朝鮮中央TV=聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
習主席は「中朝関係発展を重視している」として、「伝統的な中朝の親善・協調関係が新しい成果を収められるよう推進し、地域の平和と安定、繁栄を促進させていく用意がある」と表明。「新型コロナウイルスの発生後、中朝親善がより深まった」と評価した。
朝鮮中央通信によると、ロシアのプーチン大統領も祝電を送り、「ロシアと朝鮮の関係は親善的」とし、「建設的な対話とさまざまな分野での有益な協調が両国人民の利益に合致し、朝鮮半島と北東アジア地域の安全と安定の保障に貢献すると確信している」とつづった。
また、キューバのラウル・カストロ共産党第1書記とディアスカネル大統領も祝電を送った。カストロ氏は「両国人民の関係を引き続き発展させていく」と表明した。
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