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北朝鮮 新型コロナ懸念で平壌の防疫強化=市内の入り口で検温も

2020.12.03 09:56

【ソウル聯合ニュース】北朝鮮が新型コロナウイルスの防疫段階を最高レベルの「超特級」に引き上げた中、首都・平壌の防疫措置も強化しているもようだ。

平壌市内でマスクを着用している市民ら=(共同=聯合ニュース)

 朝鮮中央放送は3日、「平壌市でウイルス流入を防ぐための防疫事業を一層攻勢的に展開している」として、西側の玄関口に当たる万景台区域では市内に向かう入り口と境界地域を行き来する人の全員を対象に体温をチェックし、物資の消毒を行っていると伝えた。都心から近い船橋区域では戸担当医師(特定地域の約100世帯を担当する医師)が担当地区で発熱者や呼吸器疾患患者を毎日確認し、治療しているという。牡丹峰区域では上下水道網やポンプ場、水タンクの消毒を行ったという。

 また、住民に対しては防疫に積極的に協力するよう呼び掛けている。朝鮮労働党機関紙、労働新聞は「今こそ国の安全と人民の安寧を守る哨兵の姿勢で非常防疫事業に臨む時期」と訴える論説を掲載。別の記事では「非常防疫戦では0.001%の値引きも決して許されない」とし、徹底した防疫を強調した。

 北朝鮮は新型コロナウイルスの検査者数を1週当たり約1600人と大幅に増やすなど、防疫対策を強化した。ただ、現在までに北朝鮮が報告した新型コロナウイルスの感染者はいない。

kimchiboxs@yna.co.kr

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