【ソウル聯合ニュース】韓国船籍のタンカーが4日、ホルムズ海峡近くのペルシャ湾でイラン革命防衛隊に拿捕(だほ)されたことについて、韓国の康京和(カン・ギョンファ)外交部長官は5日、記者団に「早期に解放されるよう外交的に努力している」と明らかにした。
政府ソウル庁舎で記者団の質問に応える康氏=5日、ソウル(聯合ニュース)
拿捕の背景に韓国内の銀行にあるイラン中央銀行名義の口座のウォン建て資金が凍結されていることへの不満があるとの見方に対しては、「今、そのようなことを下手に話す状況ではない」として、「まず事実関係を把握し、船員の安全を確認することが急務」と述べた。
タンカーには船長を含む韓国人5人やミャンマー人11人、インドネシア人2人、ベトナム人2人の計20人が乗船していた。
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