【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は20日、青瓦台(大統領府)で外交政策などを担う金鉉宗(キム・ヒョンジョン)国家安保室第2次長(次官級)の交代を決め、後任に金炯辰(キム・ヒョンジン)ソウル市国際関係大使(59)を内定した。
金鉉宗氏(左)と金炯辰氏(資料写真)=(聯合ニュース)
金炯辰氏は、外交部の北米第1課長や北米局長、次官補、駐ベルギー大使などの要職を歴任した「米国通」とされる。
金鉉宗氏は2019年2月から国家安保室第2次長を務めてきた。今後は大統領外交安保特別補佐官を務める。
文大統領は同日午前、康京和(カン・ギョンファ)外交部長官の交代を決め、後任に鄭義溶(チョン・ウィヨン)前国家安保室長を内定した。バイデン米政権の発足に合わせ、外交ラインを新しく構築し、朝鮮半島を巡る懸案を解決していく狙いとみられる。
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