【ソウル聯合ニュース】韓国の世論調査会社、リアルメーターが21日に発表した文在寅(ムン・ジェイン)大統領の支持率は前週より5.7ポイント上昇した43.6%だった。昨年11月第4週以降、30%台に落ち込んでいたが、8週ぶりに40%を上回った。不支持率は5.0ポイント下落した52.6%となった。
青いグラフが文大統領の支持率、赤いグラフが不支持率。支持率は今月第1週の35.5%から43.6%に上昇した=(聯合ニュース)
調査はニュース専門テレビ局YTNの依頼を受け、18~20日に全国の18歳以上の1510人を対象に実施された。
リアルメーターは文大統領の新年記者会見と内閣改造が支持率の上昇につながったと分析した。
一方、政党支持率は与党「共に民主党」が2.0ポイント上がった32.9%を記録し、3.1ポイント下がり28.8%となった保守系の最大野党「国民の力」を8週ぶりに上回った。国民の力の朱豪英(チュ・ホヨン)院内代表が「文大統領も赦免の対象になる可能性がある」などと発言したことが共に民主党の支持層をまとめ、国民の力には悪材料となった。
4月に市長選が実施されるソウルでは共に民主党が0.3ポイント上昇の26.6%、国民の力が0.1ポイント上昇の35.1%となった。
国民の力の支持地盤である南東部の釜山・蔚山・慶尚南道では共に民主党が8.4ポイント上昇の34.5%、国民の力は10.2ポイント下落した29.9%となり、順位が逆転した。
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