【ソウル聯合ニュース】旧正月(今年は12日)を控える韓国で、ペットに着せる韓服(韓国固有の衣装)やペット用のサプリメント、おやつなどの売れ行きが伸びている。韓国では近年、大切な家族の一員としてペットを飼う人が増えている。
犬用の韓服(SSGドットコム提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
小売り大手の新世界グループが運営するインターネット通販サイト「SSGドットコム」によると、1月19日~2月1日の2週間にペット用の韓服の売上高がその前の2週間に比べ50%、ペット用おもちゃが34%、それぞれ急増した。おやつ・サプリの売上高も約13%増えた。健康管理と免疫力向上に関心の高い飼い主が多いようで、高麗人参や乳酸菌などが入ったフード、サプリのほか、非接触型の体温計、尿検査キットなども売れているという。
ロッテショッピングのネット通販サイト「ロッテオン」は、犬用のトックク(韓国の雑煮)セットや普段より少しぜいたくなおやつなどをそろえた。韓服に合わせたアクセサリー類もある。
新型コロナウイルス感染の再拡大が続く中、この旧正月連休は帰省を控える人が多いとみられる。愛犬用の韓服をネットで探しているという20代の会社員は「帰省できないので、代わりに韓服を来たうちの犬の写真を撮って家族に送るつもりだ」と話した。
ロッテ百貨店のペット用品専門売り場「執事」(犬好き・猫好きのこと)はペット向けの旧正月ギフトセット6種を発売したが、このうち2種は翌日に完売した。
食料品の早朝宅配サービスを手掛けるマーケットカーリーは、ペット用の旧正月フード・おやつのセットを準備した。旧正月らしく布に包んで届けている。
ペット用の旧正月フード・おやつ(ロッテオン提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
ペット用の旧正月おやつセット(マーケットカーリー提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
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