【ソウル聯合ニュース】韓国・ソウル市は11日、昨年1月から同市で確認された新型コロナウイルス感染者のうち、外国人の割合は3.9%だったと発表した。
ソウル駅前の新型コロナウイルス臨時検査所=(聯合ニュース)
同日午前0時時点の同市の感染者数は累計2万9557人で、このうち外国人は1138人。これまでに不法滞在者の感染が判明したことはないという。
同市は外国人を対象とした新型コロナウイルス検査を実施しているが、身元を明らかにするのを拒み検査に応じない場合が多いとし、積極的に検査を受けるよう呼び掛けた。
法務部は昨年1月から新型コロナウイルスの防疫のため、検査などの過程で不法滞在者が見つかっても医療機関が当局に通報する義務を免除している。しかし、不法滞在者が取り締まりや出国措置などを恐れて検査を避けており、防疫の支障になる可能性があるとの懸念が出ている。
hjc@yna.co.kr
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