【ソウル聯合ニュース】韓国の中央防疫対策本部によると、新型コロナウイルスのワクチン接種による副反応とみられる症状が22日午前0時までの24時間に新たに17件報告された。新たな死者の報告はなかった。
ワクチンの優先接種対象者のうち医療従事者に対する2回目の接種が始まった(資料写真)=(聯合ニュース)
前日に報告された副反応疑いはいずれも、筋肉痛、頭痛、発熱、悪寒、吐き気など比較的軽い症状だった。強いアレルギー反応のアナフィラキシーを含め、重い症状はみられなかった。
韓国でワクチン接種が始まった先月26日以降、副反応疑いの報告は累計9703件となった。当局は1人に複数の副反応が報告された場合も1件と数える。今月22日午前0時までに接種を受けた計67万7200人のうち1.43%に副反応が疑われる症状が出たことになる。
接種後の死者は計16人となっている。政府の各官庁で構成する「新型コロナウイルス予防接種対応推進団」は死因の分析を終えた14人について、ワクチン接種との因果関係がみられなかったとする暫定的な分析結果を発表済みだ。
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