【ソウル聯合ニュース】3月または4月に創立記念日を迎えるサムスンやLGなど韓国の主要企業グループが、記念式典などの行事を特に予定していないことが分かった。近年、グループ各社の経営の独立性を強調し、グループ全体としての創立日には重きを置かない傾向がある上、昨年から長引く新型コロナウイルスの影響で、社内行事も控える雰囲気だ。
3~4月は主要グループの創立記念日が集中している(コラージュ)=(聯合ニュース)
サムスングループは今月22日に創立83周年を迎える。グループのコントロールタワーだった未来戦略室を2017年2月に解体して以降、グループとしての記念行事を開催しておらず、今年も同様だ。経営トップの李在鎔(イ・ジェヨン)サムスン電子副会長が朴槿恵(パク・クネ)前大統領らへの贈賄罪で実刑判決を言い渡されて収監中という事情もある。急性虫垂炎の手術を受けたことも数日前に分かった。
27日で創立74年のLGグループも創立記念の行事を予定していない。13年以降、記念式典の代わりに4月第2金曜日をグループ会社共通の休日とし、社員が家族と過ごせるようにしている。
ロッテグループは4月3日が創立記念日だ。17年に50周年記念のイベントを開いた後は特別な行事を催していない。創立記念日に合わせた社員・役員のボランティア活動も昨年は新型コロナのために見合わせた。今年再開するかは決まっていない。
SKグループは18年から4月8日の創立記念日に創業者らの追悼式を開いていたが、昨年に続き今年もリモートで行う見通しだ。
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