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経済

サムスン電子の営業益44%増 半導体不振もスマホ・TV好調=1~3月期

2021.04.07 10:38

【ソウル聯合ニュース】韓国のサムスン電子が7日発表した1~3月期の連結決算(速報値)によると、本業のもうけを示す営業利益は前年同期比44.2%増の9兆3000億ウォン(約9130億円)だった。市場の予想(8兆9000億ウォン)を上回った。半導体が振るわなかった一方で、スマートフォン(スマホ)などのモバイル機器や高級テレビ、家電などの完成品が善戦した。

サムスン電子の1~3月期の営業利益は前年同期比44.2%増加した(コラージュ)=(聯合ニュース)

 売上高は前年同期比17.5%増の65兆ウォン。四半期ベースで過去最高を記録した2020年7~9月期(66兆9600億ウォン)に迫る高水準だった。

 また、前期の売上高(61兆5500億ウォン)と営業利益(9兆500億ウォン)をともに上回った。

 サムスン電子は部門別の業績を発表していない。証券業界は、半導体の業績が予想を下回ったものの、これをスマホやテレビ、家電などが補ったとみている。

 1~3月期にけん引役になったのはスマホ事業を担うIT・モバイル(IM)部門で、4兆3000億ウォン前後の営業利益を計上したとみられる。

 例年は3月に発売するフラッグシップスマホを1月に前倒しして発売。「ギャラクシーS21」は前モデルより1カ月ほど早い、発売57日で100万台を売り上げた。また、手ごろな価格帯の「ギャラクシーA」シリーズの販売も好調だった。同社の1~3月期のスマホ出荷台数は当初の予想を上回る7500万~7600万台と推定される。収益性の高いワイヤレスイヤホン「ギャラクシーBuds」などウエラブル製品の売上高増も収益を押し上げたようだ。

 TVを含む消費者家電(CE)部門は、新型コロナウイルスのペントアップ需要(抑制されていた需要)と巣ごもり需要を背景に、昨年末から好調をキープしている。証券業界は1兆ウォン近い営業利益を出したとみている。

 量子ドット技術を用いたQLEDテレビ「Neo QLED」などハイエンドの新製品を年初に発売したほか、既存の高級QLEDテレビと液晶テレビの販促を強化して販売台数を伸ばした。若者向けのスタイリッシュな生活家電も人気を集めている。

 一方、半導体部門の営業利益は3兆5000億~3兆6000億ウォン程度にとどまったと予想される。前年同期(4兆1200億ウォン)だけでなく、ウォン高が響いた前期(3兆8500億ウォン)も下回った。メモリーのDRAMは企業間の取引価格が上昇したものの、長期契約の関係で1~3月期の業績には反映されなかった。極端紫外線(EUV)化などの工程改善でコストが増しているほか、米テキサス州の寒波に影響で同州にある半導体ファウンドリー(受託生産)工場の生産が一時停止したことも打撃となった。

 だが証券業界によると、4~6月期は半導体部門の業績が改善し、再び主導する見通しだ。逆にスマホは新製品の発売効果が消え、モバイル、家電で部品の供給不足の影響が及ぶなど、1~3月期に比べると収益が減少すると予想される。 

1月に発売されたフラッグシップスマホ「ギャラクシーS21」(資料写真)=(聯合ニュース)
QLEDテレビの新製品「Neo QLED」(同社提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫

mgk1202@yna.co.kr

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