【ソウル聯合ニュース】韓国政府の新型コロナウイルス予防接種対応推進団によると、新型コロナワクチンの接種による副反応とみられる事例が16日午前0時までの24時間に新たに86件報告された。このうち死亡が1件だった。
ワクチン接種後に副反応が起きることもある(イラスト)=(聯合ニュース)
この死者は英アストラゼネカ製ワクチンの接種を受けた。接種と死亡の因果関係はまだ分かっていない。
重いアレルギー反応のアナフィラキシーとみられる事例は3件で、いずれもファイザー製ワクチンだった。また、重症とみられる事例1件はアストラゼネカ製ワクチンの接種を受けた。
それ以外の81件は筋肉痛、頭痛、発熱、悪寒、吐き気など、比較的軽い症状だった。
韓国でワクチン接種が始まった2月26日以降、副反応とみられる事例の報告は累計1万2013件となった。前日までに1回目、2回目の接種を受けた累計144万224人の0.83%に当たる。このうち死亡が52件、アナフィラキシーの疑いが119件となっている。
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