【ソウル聯合ニュース】韓国フィギュアスケート男子のホープ、車俊煥(チャ・ジュンファン)が2022年の北京冬季五輪に向け、米国で振付師のシェイリーン・ボーン氏と共に本格的に練習を開始した。関係者が20日、明らかにした。
車俊煥(資料写真)=(聯合ニュース)
同関係者によると、車はカリフォルニアでショートプログラム(SP)とフリーの新プログラムを構成した後、練習を重ねていく予定だという。
車は昨年の初めまでブライアン・オーサー・コーチのもとカナダで日本の羽生結弦などトップレベルの選手らと練習していた。しかし、新型コロナウイルスが世界的に流行した影響で、カナダ当局が出入国を制限したため練習に支障が生じ、練習の場を韓国に移した。北京五輪に合わせた練習も韓国内で行われる見通しだ。
関係者は「車は来月帰国する予定」とし、2週間の自主隔離を終えてから、北京五輪出場に向け準備に入る計画だと説明した。
車は所属事務所を通じて出したコメントで、「新型コロナの影響で昨年3月以後カナダに戻ることができず、練習に支障が生じていた」とし、今後は北京五輪用の新プログラムを用意し、ファンらに良い演技を披露したいと抱負を述べた。
車は先月、スウェーデン・ストックホルムで開かれた世界選手権で10位となり、韓国の北京五輪出場枠を最大2枠確保した。
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