【ソウル聯合ニュース】韓国空軍は7日、中国が4月下旬に打ち上げた大型ロケット「長征5号B」の残骸の落下予測地点に朝鮮半島は含まれないとする韓米当局の分析結果を発表した。
韓国空軍と米軍の連合宇宙運用センターによるテレビ会議の様子(空軍提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
空軍は同日、米軍の連合宇宙運用センターと同ロケットの残骸落下に備えたテレビ会議を開催し、共同対応を模索した。
空軍によると、制御不能状態の同ロケットの残骸は重量22.5トンに達し、8~9日ごろに大気圏に再突入すると予想される。落下予測地点に朝鮮半島は含まれないと分析されているが、さまざまな変数により、大気圏再突入時に残骸が朝鮮半島に落下する可能性は捨て切れないと空軍は説明している。
このため、空軍は米連合宇宙運用センター、韓国天文研究院と緊密に連携し、監視情報をやり取りしながら備えている。
tnak51@yna.co.kr