【ワシントン、ソウル聯合ニュース】米国を公式訪問している韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は20日(米東部時間)、ペロシ下院議長らと会談し、新型コロナウイルスのワクチンを巡る協力などについて議論した。
あいさつする文大統領(左)とペロシ氏=20日、ワシントン(聯合ニュース)
文大統領は両国がワクチンの供給など保健安全保障政策で緊密に連携することに期待を表明したほか、韓国企業の半導体と車載用バッテリーの生産能力が世界の供給網で重要な位置を占めているとして、積極的に協力する考えを示した。
朝鮮半島の非核化については、バイデン政権が実用的かつ詳細な政策を策定したことを高く評価した上で米朝対話の早期再開が鍵になっているため、韓米の連携に基づいた取り組みが必要だと強調した。
米中対立に関しては、「米中関係の発展はわれわれにも重要だ」とし、両国関係の安定に寄与する姿勢を強調した。
韓日関係にも言及し、「日本は非常に重要な隣人だ。韓日関係の未来志向的な発展に関する確固たる意志を持っている」とし、「歴史問題は対話を通じて解決していく」と述べた。
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