【ワシントン聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は21日午後(日本時間22日午前)、米ホワイトハウスでバイデン大統領との首脳会談後に行った共同記者会見で、「喜ばしい気持ちで(韓米)ミサイル指針の撤廃をお伝えする」と述べた。
首脳会談を行う文氏(右端)とバイデン氏(左端)=21日、ワシントン(聯合ニュース)
韓国軍のミサイルの最大射程や弾頭の重量などを制限する韓米ミサイル指針は1979年に策定され、これまで4回改定された。撤廃により制限がなくなり、韓国が「ミサイル主権」を確保することになる。
文大統領はまた、連合防衛態勢の強化と、米軍主導の韓米連合軍が持つ有事作戦統制権の韓国軍への移管に向け、両国の意思を改めて確認したと述べた。
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