【ソウル聯合ニュース】韓国の統一部当局者は1日、新型コロナウイルスワクチンの公平な分配を目指す国際的な枠組み「COVAX(コバックス)」が北朝鮮にワクチンを提供する時期について、「ワクチン支援のための協議は進められている」と述べた。
平壌の歯科衛生用品工場での防疫作業(資料写真)=(聯合ニュース)
同当局者は「ワクチン支援を希望する国は接種計画をはじめ、さまざまな協議を行い、関連資料も提出しなければならない」として、「当初、COVAXは5月末ごろ第1次分のワクチンを北に提供できると発表したが、協議が遅れ、予想より遅くなるとみられる」と述べた。
COVAXは3月、北朝鮮に199万2000回分を割り当て、170万4000回分を5月までに送る計画を明らかにしたが、北朝鮮はまだワクチンの提供を受けていない。
kimchiboxs@yna.co.kr
キーワード