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北朝鮮で今年135万トンの食糧不足も 干ばつや水害で昨年生産量減

2021.06.03 10:40

【ソウル聯合ニュース】北朝鮮で昨年、春の干ばつや農業資材不足、水害などのあおりで穀物生産量が減少し、今年は食糧が最大で約135万トン不足する見通しだ。

コロナ禍前に北朝鮮の配給所を訪れた国際機関の共同調査団(資料写真、FAO・WFP提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫

 韓国政府系シンクタンク、韓国開発研究院(KDI)が3日に公表した北朝鮮の農業・食糧状況に関する報告書によると、北朝鮮の昨年の穀物生産量は440万トンで、前年比24万トン減少したと推定される。

 このうち、コメの生産量は前年比22万トン減の202万トン、イモ類(ジャガイモやサツマイモなど)は3万トン減の54万トン、トウモロコシは1万トン減の151万トンだった。

 通常、昨年生産された穀物は今年住民に供給される。北朝鮮の年間食糧需要(575万トン)を考慮すると、今年の食糧不足分は最大で135万トンに達するとみられる。北朝鮮の穀物輸入量を年20万~30万トン、国際社会からの食糧支援規模を10万~30万トンと見積もっても、今年の不足分は70万~100万トンに上る見通しだ。

 ただ、これさえも楽観的な推定値だ。昨年は新型コロナウイルス感染症の影響で中朝貿易が急減し、中国からの食糧輸入量は前年の27%水準の約11万トンに落ち込んだ。

 報告書は「これほどの不足は北が自力で解決できる範囲を超えている」と指摘し、中国との非公式的な食糧貿易も活性化させ、次に大規模な対北朝鮮食糧支援を中国に要請すべきだと提案した。 

tnak51@yna.co.kr

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