【ソウル聯合ニュース】7月から韓国で新たな基準で感染防止策「社会的距離の確保」が実施される。レベルが従来の5段階から4段階に簡素化され、私的な集まりや不特定多数が利用する施設の営業時間の制限が大幅に緩和される。
8人での乾杯(資料写真)=(聯合ニュース)
新たな「社会的距離の確保」レベルは、最も低い第1段階の抑止、第2段階の地域流行・人数制限、第3段階の圏域流行・集まり禁止、第4段階の大流行・外出禁止からなる。
首都圏の場合、週単位で1日平均感染者数が250人未満なら第1段階、250人以上500人未満なら第2段階、500人以上1000人未満なら第3段階、1000人以上なら第4段階となる。
私的な集まりの人数制限は第1段階ではなし。第2段階は8人まで可能で、直系家族は人数制限の対象にならない。第3、4段階では例外なく4人までとなる。第4段階の午後6時以降は、2人までの集まりしか認められない。
現在の状況だと、首都圏は第2段階が適用されるとみられる。昨年12月から始まった「5人以上の集まり禁止」措置は姿を消すことになる。ただ、最初の2週間(7月1日~14日)は「6人まで」とする履行期間を設ける。
不特定多数が利用する施設の営業時間の制限も最小化される。
第1段階は制限がなく、第2段階ではカラオケボックス、飲食店、カフェなどの営業時間が深夜0時までとなる。第3段階ではこれらの店の営業は午後10時までとなり、第4段階ではすべての施設が午後10時までとなる。
一方、イベントや集会などの人数制限は第1段階が500人未満、第2段階が100人未満、第3段階が50人未満で、第4段階は原則禁止となる。
ワクチン接種者は集会や集まりの人数制限の対象外となる。
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