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聯合ニュースが朝鮮半島平和シンポ 統一相「局面転換の好機」 

2021.06.25 19:10

【ソウル聯合ニュース】韓国国家基幹ニュース通信社の聯合ニュースと統一部は25日、ロッテホテルソウル(ソウル市中区)で「バイデン時代:米・中覇権競争激化…朝鮮半島の未来は」をテーマに「2021朝鮮半島平和シンポジウム」を共催した。

シンポジウムの模様=25日、ソウル(聯合ニュース)

 李仁栄(イ・イニョン)統一部長官は基調演説で「われわれは、韓米の確固たる対話の維持と北のこれまでより柔軟な態度が合致する局面転換の好機に向き合っている」とし、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党総書記)の妹、金与正(キム・ヨジョン)党副部長と李善権(リ・ソングォン)外相が米国との対話に否定的な談話を発表したものの、流れはゆっくりと変化していると期待を示した。

 また、朝鮮半島問題の平和的解決も米中間の積極的な協力が可能な代表的事案だとして、中長期的に米中が協力するために南北関係の膠着(こうちゃく)状態を終わらせ、朝鮮半島平和プロセスが再稼働して軌道に乗るよう一貫して努めるとの立場を示した。

 李氏は「今がターニングポイントとなる適期だ」と強調。「南北、朝米(米朝)間の止まった対話を再開し、交渉のテーブルにつかなければならない」と、北朝鮮に対話への復帰を求めた。

基調演説を行う李仁栄氏=25日、ソウル(聯合ニュース)

 米国とのテレビ会議形式で行われた第1セッションでは、チェ・アジン延世大国際大学院教授の司会により、米中二極化の中で韓国外交が向かうべき方向を巡って活発な議論が繰り広げられた。

 与党「共に民主党」の李光宰(イ・グァンジェ)国会議員は「米中の板挟みに苦しむベトナム、フィリピン、オーストラリアなど中間地帯の国と協力しなければならない」として、「中国と米国の双方が協力を望む中間地帯の国との協力関係を強化すれば、われわれの余地が広がるだろう」と述べた。

 最大野党「国民の力」の朴振(パク・ジン)国会議員とアミ・ベラ米下院アジア太平洋小委員長は、中国へのけん制を意識した米日豪印による枠組み「クアッド」への韓国の参加に言及した。

 朴氏は「韓米関係は経済・通商のみならず国の中核利益まで共有しなければならない最も重要な対外関係だ」とし、ベラ氏も韓国のクアッド参加を促した。

 韓国系のアンディー・キム米下院議員は、北朝鮮問題や中国問題が韓米関係の出発点になってはならず、副次的な問題でなければならないとして、韓米同盟の強化が先だと指摘した。

祝辞を述べる孫京植(ソン・ギョンシク)韓国経営者総協会会長=25日、ソウル(聯合ニュース)

 崔剛(チェ・ガン)峨山政策研究院副院長の司会による第2セッションでは、米中競争構図の行方を巡り、これをチャンスとして活用すべきだとする議論が行われた。

 キム・ハングォン国立外交院教授は、米国が同盟国、自由主義陣営のパートナー国と協力すれば世界経済におけるシェアで中国を圧倒するとして、韓国は水面下で中国と協議してダメージを抑える外交を行うべきだと主張した。

朴元坤(パク・ウォンゴン)梨花女子大教授も「(韓国も)一定部分は犠牲を払う覚悟をして原則を定めることが重要だ」とし、「戦略的模糊(もこ)性」を捨てて米国との関係強化に乗り出すべきだとの考えを示した。

 一方、鄭成長(チョン・ソンジャン)世宗研究所北朝鮮研究センター長は、中国経済が米国に勝るだろうとしながら、今後10~20年以内に米国中心の世界秩序が根本的に変化することが避けられない中、韓国に対して米国側につくよう促すのは無責任な主張だと指摘した。

 この日のシンポジウムには政財界関係者も多数出席し、高い関心を示した。

 金富謙(キム・ブギョム)首相が映像で祝辞を寄せたほか、朴炳錫(パク・ビョンソク)国会議長、共に民主党の宋永吉(ソン・ヨンギル)代表、国民の力の金起ヒョン(キム・ギヒョン)院内代表、革新系野党「正義党」の余永国(ヨ・ヨングク)代表、孫京植(ソン・ギョンシク)韓国経営者総協会会長があいさつした。

ynhrm@yna.co.kr

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